仏教学概論Ⅱ その7

仏教・仏陀の教えは?=「仏法」とは?

※慈悲の教え(抜苦与楽)・・・共苦しその苦を抜く
・抜苦(苦を抜く)悲をあらわす
・与楽(楽を与える)慈をあらわす

※七仏通戒偈
 (仏教で釈迦以前に存在したとされる6人の仏と、
  釈迦を含む7人の仏(過去七仏)が共通して説いた教えを
  一つにまとめたとされている偈)
・諸悪莫作(ショアクマクサ)   :もろもろの悪を作すこと莫く
・衆善奉行(シュウゼンブギョウ):もろもろの善を行い
・自浄其意(ジジョウゴイ)  :自ら其の意(こころ)を浄くす
・是諸仏教(ゼショブツキョウ) :是がもろもろの仏の教えなり

三法印
 ・諸行無常印(無常印)「すべての作られたものは、無常である」
 ・諸法無我印(無我印)「すべてのものは、我ならざるものである」
            (もしくは、実体がないものである)
 ・涅槃寂静印(涅槃印)「涅槃は安らぎ(幸福)である」